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F3-800 不具合経過

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 例えばフェラーリのディーラーに行って、

 毎日5kmの通勤と、たまに真夜中にラーメンを食べに行くのに使うための車両をくれ。

……と言っても、恐らくは丁重な門前払いを喰らうか、
何か車両を宛がわれても、メーカーとして何となく不本意な不具合やトラブルが多発して、
オーナーとしても何となく楽しめないクルマライフになるのではないかと思われます。
 日本のモータリゼーションの始まりは、まず大前提として『実用物』としての乗り物があり、
そこに『欧州的』な趣味の付加価値をつけていったことに対し、
ヨーロッパのそれは、貴族が自身の所有する乗り物を『カロッツェリア』と総称される加工業者に依頼して、
そもそも最初から『趣味』として依頼主の自己責任で楽しむ文化が存在していたわけであり、
それが大量生産による低価格化を目指してA.L.F.A(アルファロメオの前身)やフェラーリというメーカーになったので、
『趣味の乗り物 = 実用物ではない』という固定概念が既に存在していたような気がします。

 なので、走りを究極的に楽しむための『スーパーカー』が、
実用車的な扱いをすれば不具合が連発するなんて事は当然であり、そんなことはわざわざ明記することでもないだろう?
ということは日本人でも多少常識の範疇として意識していると思うのですが、
じゃあ、日本では間違いなくプレミアムブランドであるMVアグスタ(←今回の伏線です)のスポーツモデル、
F4やF3はどうなのか?
といえば、やっぱり基本的にはサーキット走行を視野に入れた『趣味のスーパーバイク』であり、
条件の良い路を年間3000kmぐらい走りこむ扱い方を最も重視して作られているような印象があります。

 そういうこと。
雑誌が書かない、
『フェラーリやランボルギーニと、GT-RやWRX』との立ち位置の違いが、『欧州スポーツバイクと日本製スポーツバイク』との間にもあるよ。
ということに、もっと前から気付いていれば良かったのですが、
乗り換えてしまってから、特に実用使用的な信頼性において、YZF-R1と同じようには扱えないという事実と向き合うことになってしまい、
その辺の価値観や扱い方の違いについて色々悩んだり憤ったりしていた、と言うのが大体ここ最近までの経緯です。

 じゃあ、『MVアグスタF3-800で5年5万km』は無理なのか?といえば、
そう結論付けるには些か、時間は進み続けているようです。

○ MV AGUSTA F3-800生活 37 F3-800 不具合経過 14/09/20

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さて今回は、思うところがあって、
いつもお世話になっているディーラーであるMVアグスタ東京さんに色々話を伺ってきました。
……まぁ、『思うところが』なんて勿体ぶらなくても、
国土交通省に提出する為の資料集めとして言質を取りに行ったというのが真相なのですが。



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 正直言えば、もうこの車両は直らないんじゃないか?と思ってたんですよ。
『新車からの不具合が直る事無く、モデルチェンジで何となくお茶を濁された』
車種の存在は、歴史的に見れば日本製バイクだって決して珍しいことではなく、
近年で言えば『秋刀魚の初期型』とか、『緑色のオバQみたいな顔の初期型』とかが良く知られていますが、
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それと同じ道をこのF3-800も辿るのかなぁ?と。
数年後に生産されるロットでは対策が施されていても、実際に現行ロットに乗っているオーナーは、
今後ずっとこの不具合なり悪癖と付き合うことになるのではないか?
イタリアの本社はもう、最初っからそのつもりで、日本の代理店やディーラーはメーカーとオーナーとの板ばさみの中、
取り敢えず故障が怪しまれるパーツを新品交換したりして、保障期間内を逃げ切ろうとしているのではないか?
……というのがここ数ヶ月間感じていた懸念ごとであり、
それでも以前のバイクであれば、多少の持病も話題のネタとかあばたもえくぼとかでボヤきながら乗り切れるものの、
現在のバイクは『調子が悪い』云々よりも先にセンサーが感知してコンピューターが入力をカットしてしまうので、

○ 以前のバイク 持病 = 悪癖、不調

であるのに対し、

○ 現在のバイク 持病による不調 = 乗れない

に直結してしまっているので、『持病 = 修理費用』ということにもなり、
とてもじゃないですが5年間、保障が切れて3年間も持病に対する修理費用を捻出できる自信がありません。

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 そんな感じでババを掴まされるのはゴメンなので、
『本来の商品目的を果たせていない』として国土交通省に報告、引き取りを勧告して貰おうと思っていた訳なのですよ。
 ところが、実際こうして面と向かってしっかり説明を迫れば、思った以上にイタリア本社もきちんと対応しようとしている姿が感じ取れました。


 ○ スロットルセンサー不具合 → 対策済み
スロットルの戻りバネを強いものに変える等。
センサー本体ではなく、この辺りが誤作動の原因だった、ということですが、詳細は不明

 ○ セルモーターのワンウェイクラッチ不良 → 対策中
今後、対策部品を作成し、現在流通車も定期点検時等に随時交換予定 ……作業が大変そうだな(^^;)

 ○ エンジン始動困難 → 対策中
エンジンマップ更新による改善化を検証中

 ○ rpmセンサー警告 → 基本的には問題なし
始動困難時に『エンジンがかかってないよ』という報告みたいです。
お前が原因だろうがっ!

 ○ ヘッドライト裏のフタのガタ付き、外れ、パッキン厚が足らない不良 → 報告
今回報告させていただいて、必要があればパッキン追加などの対策をします。ということ

 ○ クーラントリザーバータンク補充穴不良 → 対策を施して現状のパーツを使用
『対策品に交換』と聞いたのですが、正解は『補充穴用ネジに固着防止対策を施して既存部品と交換』だったみたいです

 ○ ラジエーターファンのセンサー → 基本的には壊れない
今回のラジエーターの水漏れが『たまたま』センサー部分で、センサーが作動しなくなったのが原因ということらしい
どちらにしても、個人的にはコアガードの純正採用を望みます。

 ○ シフトインジケーター不良 → 対策中
675の初期に良く遭って対策品を作ったので、800ではあまり症例を聞かない
メーカーにもう一度確認するが、対策品を作成中だったようなとかナントカ?……

 ○ エキゾーストバルブ警告 → 調整で対策
原因はバルブ作動のワイヤーの伸びと作動部分のグリス切れ
よほど深刻な自覚症状が出ていない限り、基本的には走って問題ない警告だそうです
ワイヤーなんて伸びるものだし、基本的には車検整備の調整で良い部分じゃないかと私は思うのですが、
とにかく対策しても暫くすればセンサーが拾って警告を上げてくるので、
『再来店させるための装置』、カムディーラーシステムと位置づけて良いような気がします。
 でも良く考えると、6000km点検したばっかりだったんだよなぁ……?


 ひとまずこんな感じで詳細の説明を受けたのですが、
犬養毅氏も言うとおり、「話せば解る」。今回は、対話ってやっぱり大切だよなと思わされました。
 そもそも国土交通省とか何故そんな風に話を大きく持っていこうと思ったかと言えば、
バイクの出来云々よりも、ディーラーさんの対応がどうも信用できない気がしてきたからであり、
例えば今回の件でも、
コチラは別に「壊しちゃったんで申し訳ないけど直して」と持って行ったのではなく、
「普通に走ってたら壊れたんだけどドユコト?」とクレームを付けに行った筈なのに、
その結果、半身を裂く様な思いでバイクを預けても、1ヶ月近く何の連絡も寄越さない。
 以前からもチョコチョコありましたが、例えば前回のラジエーター周りの件でもそう。
「2~3日で経過を連絡する」と言っておいて、実際は5日後にコチラから連絡するまで音沙汰がなく、
その間に承諾もなくいつの間にか重要な部品が交換されている。
おかしいだろそれ、一言あって然るべきだろ?
……と、私から見れば憤慨するにふさわしい不誠実な扱いに感じた訳なのですが、
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それはそれで、ディーラーさん側からしてみれば気を遣った結果の対応だったと言うこと、
MVアグスタのようなプレミアムなブランドを求める人は基本的に、金銭的にも精神的にも余裕のある客層が多いのだろうから、
恐らくはフェラーリなどの高級スポーツカーを扱うディーラーの接客方針と同様、
『パーツだなんだと細かいことで一々連絡を寄越さず、走れる状態に出来上がってから連絡をして来い』と、
あくまで連絡の主導はユーザーに任せ、
ディーラーは一歩引いた場所から添い歩くような距離感での付き合い方を意識しているのではないか?

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 それは日本車ディーラーのように、
『いち早く捌きたいし余計な責任を負いたくない』が故の連絡先行型、
「コレは何時々々に出来るから早く取りにきて欲しいしアレは壊れているから修理か交換か早く決断してくれ」
的な、あくまで連絡の主導をディーラーが取って、
店側が効率よく運営を廻してゆく手段によるベルトコンベア型の付き合い方とは少々異なるわけであり、
どちらが良いか?悪いか?は一概には言えませんが、
少なくとも日本車ディーラーの速攻連絡型の営業方針に慣れきっている私には、
とにかく状況報告を最優先して貰わないと、安心も出来なければ今後の予定も立てられず、
こまめな連絡がないと、不誠実な対応だなぁ、と思ってしまう。
 その部分に、お互いの認識のズレがあったように思えます。

 既存のディーラーが他社のモデルと兼用してMVアグスタのモデルも売ろう、というのであれば、
そのディーラーが今までのオーナーに支持されている営業手段でMVアグスタも売ればいいだけなのですが、
『MVアグスタ東京』といえば、日本での新生MVアグスタに対するイメージリーダーとなるべき販売店であり、
その営業コンセプトはそのまま、日本における『MVアグスタの顔』ともなります。
そこでどういう路線をとるのか?
『プレミアムブランド』として少々高価な商品を売るのだから、既存の日本車ディーラーよりもプレミアム感を強調しなければならない。
そうする為には顧客との距離感をどのぐらいに置いて、どういうサービスをすれば顧客満足度が上がるのか?
……とか、そういうムズカシイ経営判断を考えた際に出たのが前述の『高級スポーツカーディーラー路線』、
クルマ専門の執事のような立ち位置となって、主導権を顧客側に任せよう。という結論に至ったのではないかと思います。

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 単純にやる気がなかったり怠惰癖がある組織ではないんだろうな、ということ、
その辺の事情は正直、結構早いうちから何となく想像できていたんですよ。
そういう客層なのだろうから、それが肌に合わない私の感覚にわざわざ合わせてくれとまでは頼もうと思わない。
故にお互いの関係を解消するのは時間の問題かなぁ?と思っていたのですが、
私(顧客)が、『連絡を寄越してくれないと解らない』のと同様、
ディーラーさんも『不満や意見があるのなら言ってくれないと解らない』、
この路線でいいんだと思うしかないのでしょう。
 なので、『こまめに連絡してくれないと困る』と私が咎めた際、「申し訳ございませんでした」と頭を下げられたのですが、
これは礼儀を抜いて本音を解釈すれば、『ソッチの路線のほうが良いという事ですね?』なのだと思います。

 お互いが、『より良いバイク生活の構築を最優先する』という、
同じ方向を向いているはずなのに、ちょっとした意識の差異で全く違った印象を受けたり与えたりしてしまう。
それが悲劇というか、人間関係の面白さでもあるのですが、
やっぱり、思っていることは変に溜め込まず、
きちんと対話し合って意思の疎通を図ることが大切なんだなぁ、とか思わされました。

 取り敢えず今後は、連絡事項はこまめに発信をすると約束して貰えましたし、
イタリア本社がF3-800における不具合に対して、きちんと取り組んでいることも理解できました。
そうなってくると、私がF3-800を降りなければならない理由は今のところ何一つないみたいです。

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 いやしかし、今回の件はここにきて、やっとこさ人心地付いた気分デスヨ。
そもそも、ただバイク生活を楽しみたいだけなのに、
こういう色んな思惑やら損得関係とかを絡めて色々思案したりしなきゃいけない状況というのは精神的にキツいです(^^;)
特に交渉ごとをしなければならない時って、自身に何らかの正義的根拠を持たせて強さを演じなければいけないので、
そもそも自分の価値観を人に強要するのが好きではない私にとっては非常にシンドイので、
バイクという趣味の中ではもうあまり、主張とか損得とか立ち位置とか、
面倒なことを考えずにやっていけたらいいのになぁ……とか思います。

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F3-800 不具合経過02 15/06/09


MV AGUSTA F3-800 試乗

MV AGUSTA F3-800生活 36 不具合04 始動性困難
MV AGUSTA F3-800生活 37 不具合経過
MV AGUSTA F3-800生活 38 ブリヂストンT30
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11件のコメント

[C780] エンジンかからない不具合

800のエンジンかからない原因の一つはメーカーの設計不良で、シリンダーヘッドとカムシャフトの間の隙間が足らず、クランクシャフトまで影響を及ぼしました。ポンプが動いたり動かなかったりするのが、マップの書き換えで直るけど、セルを回し、ガシャンガシャンの音をして、エンジンがかからない場合はこの原因です。テスターを当てると、クランクシャフトの異常が出ると思います。カムシャフトを加工すれば直るけど、メーカーはこのミスを認めないため、あくまでも自己責任で行ってください。とりあえず、カムシャフトを外して、クリアランスを測って日本車と比べばわかると思います。また加工に関しては、精密の作業になりますので、専門の業者を依頼したほうがいいです。

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  • 2014-09-24
  • 投稿者 :
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[C782]

 > レイ様。
情報ありがとうございます。
800の不具合問題での最大の謎は、他バリエーションではあまり症例がなく、
世界的な広い範囲でF3-800のみにエンジン不調の不具合が集中していることだと思うのですが、
その中で、F3-675時代では起こらず、F3-800で起こるという件に関して言えば、
ご指摘の部分の設計変更によってエンジン運動のなんらかが阻害されることで、
エンジンが掛からなかったり、ストールが多発したり、もっと重大な損壊事故が起こる原因になっている。
と考えると非常に納得がいってしまいます。
 その上、例えばF3-800のカムシャフトがブルターレ800等他バリエーションと違っていたとしたら、
もはや『ビンゴ』だと思います。

 ただ、それを受け入れてリコールの届出を出すことは恐らく、規模の小さな会社であるMVアグスタにとっては最悪の結末であり、
なのでその『機械的不具合』を、自慢のコンピューターアップデートでどうにか誤魔化して不具合を潰すことができないか?
……というのが、素人が思った安直なシナリオなのですが、どうでしょうね?

 エンジン関係の不具合について、私の乗っている個体は今のところ、それ程深刻ではないのですが、
今後の自分の車両とMVアグスタ本社の動向はちょっと気になりますね。


 > おおい様。
高速道路でのギアチェンジ時に因るエンジンストールといえば、'04~'05YZF-R1が、
『高速域で4速から5速にシフトチェンジする際にエンジンストールをする可能性がある』
という理由でリコールが出たことがあり、
そのときはコンピューターを交換して事なきを得たと覚えています。
 んー。
おおいさんの遭った症状から言えば、確実にリコールの必要がある欠陥ですね。
ただそれがYZF-R1同様、F3-800も『エンジンマップの変更』だけで解消できるのだとすれば、
本社に『リコールレベルのストールが出るぞ!』ということを訴えて、アップデートを早めさせるのが解決の最も近道だと思われます。

 今まで私も、見たり読んだり聞いたり書いたり調べたりしてみたのですが、今回のこの『F3-800の不具合』における最大の謎は、
上記しましたが『他バリエーションモデルではほとんど症例がない』というところです。
私も最初はロットでの組み付け不良や下請けの品質のばらつきだと思っていたし(そう結論付けるしかない)、そう書いてきたのですが、
自分の個体だけでない、様々な不具合の傾向も統合して考えてみると、
どうもF3-800固有の、何らかのハード的な設計不良、欠陥がある可能性が非常に高く、
それがもしかすると、上記のレイ様の指摘する『ヘッドとカムシャフトのクリアランス不足』というところなのかも知れません。

 どちらにしましても、症例報告が少ない上に多様なので、ディーラーも、恐らく本社も原因を特定し切れておらず、
最も安上がりな『コンピューターアップデート』という小手先だけでなんとか対応しようとしているみたいなので、
出来ることならば症例を詳しくディーラーのほうに報告して頂けると根本的な解決に一歩ずつ近づけるのかもしれません。

 F3-800って他に代替モデルがないんですよね~。私も色々と考えて見ましたが。
デイトナはちょっと違う上に現行型はあの『ヒラメ顔』ですし(^^;)、
パニガーレ899は跨ると色んなものが脚に当たるあの『未完成感』が私にはどうしても……(^^;)
 違う見方をすると、リヴァーレやブルターレ・ドラッグスターなんかもちょっと唯一無二のモデルで、
その辺はMVアグスタ、本当上手に突いてるなぁ、と思わされます。
  • 2014-09-25
  • 投稿者 : 北狐々
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[C800] 管理人のみ閲覧できます

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  • 2015-03-28
  • 投稿者 :
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[C805]

> 田中様。
すみません。コメント頂いていたことに今しがた気づきました。
まったく、私の対応自体がどうよ?って感じですね(^^;)

 ディーラーさんの対応自体は変わった?と思うのですが(^^;)
実際のところは、件から私の個体に別条はなく、
幸か不幸か対応の変化を強く感じる状況に遭っていないというのが正直なところです。
 元々、接客態度自体は気になるところがないんですよね。
それでも他のオーナーさんによってはあまり評価は好転していないようですし、
福田さんやタイラレーシングのように、それなりに長く店舗を続けてきたディーラーではない上、
日本でのMVアグスタの数少ないアンテナショップとして多忙を極めているような印象があるので、
その辺はもう少し、経験やノウハウを積むまで長い目で見てあげたほうが良いような気はしています。

 そうですね~。
一般的な企業組織として、生意気なことを指摘させていただくと、
タテ、ヨコの連絡網がしっかり構築できていないような気はします。
 例えば私のラジエーターコアガードの件ですが、
店長さんには『ラジエーターだけ』と頼んだのに、実際には勝手にオイルクーラーコアガードまで交換されていて、
不測に1万円を超える余計な出費をさせられました(^^;)
 実際、他の『怒れるオーナーさん』たちの意見もその辺、『言ったことがキチンと守られていない』というところにあるものが殆どで、
そんな件も、『御注文書』とかエクセルで作って、オーナーと会話している時点で注文をきちんと記入して、
発注やメカニックにそれを見せて作業をさせて、
作業が終わればきちんと請求書と一緒にそれをオーナーに提出するように『情報の共有』を徹底させれば、
もうちょっとこの、企業としてチグハグな連絡系統のミスは防げるんじゃないかと考えたりするのですが、
さすがにそれは他人様の企業の中の話なので、なんとも言えないところですよね(^^;)
  • 2015-04-29
  • 投稿者 : 北狐々
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[C806] ドカティショップでは

北狐々さん、こんばんは。
自分が10年ほど世話になったドカ屋さんでは、点検や車検の際にPCのモニターを一緒に見ながら、過去の記録からメンテ内容を打ち合わせしてました。
「サカイ家さん、チェーン&スプロケ、1万5千は使いすぎでは?」とか「今回、乾式クラッチのハウジングは傷とか良く見て経過を電話しますよ」とか「サスのOH、今までと違うチューナーにしてみますか?」etc...
そして、小傷をタッチアップしておいてくれたり、ホイール(止せばいいのにパールホワイト塗装にした)をキレイに掃除しておいてくれたりと、ちょっとしたことですがオーナーが嬉しくなるように手を入れてくれてました。
自分はこれが普通だと思っていたので、現在のディーラーさんには「?」なところがあり、北狐々さんが言われている「情報の共有」が無いがゆえ、マネジメントが上昇していかないのかなぁ?と思います。
頑張っているんでしょうけど「残念!」としか言いようがないです。
  • 2015-04-29
  • 投稿者 : サカイ家
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[C807]

 > サカイ家様。
以前、都内の国産バイク屋の店員さんと雑談した時に、『常連さんはメカニックに着いてくる』というような話があり、
4~5万キロほとんど整備もせずに乗り続けても特に問題ないようなバイクばかり乗っていた私は当時、今一つ理解しかねていたのですが、
F3に乗るようになってからはメカニックさんの信頼性は本当、大事なんだなぁとか思うようになりました(^^;)
そういう意味では、国産バイクのオーナーの多くは私のように、ディーラーにメカニックの質まで求めていないところがあるような気がして、
私の中では店と客との多少の行き違いは『当然』かな?ぐらいの認識だったのですが、
海外のメーカーも扱うディーラーになるとバイク自体が多少信頼性に不安が残る分、ディーラーさんがしっかりしているのかなぁ?とも思います。
オザワR&Dさんに行った時とかは整備報告のきめ細かさに感動しましたもん。

 そうですね~。
そういう意味で、現在のディーラーさんは、『売る』ための店ではあるけれど、『乗り続ける』ための店としては、もうちょっと投資が必要な気はします。
門構えはとても立派なお店なのに、裏方さん、少ないですもんね~?
 MVアグスタが今回、世界的な経営戦略を拡大するにあたって、日本でもかなり短時間で正規ディーラーを整えた事情があるのだと思うのですが、
それで『売る』ほうはどうにかなっても、常連を作るためのメカニックの確保やオーナーサービスの充実度が追い付いていないんでしょうね?
 それで都合の悪いことに、
国産バイクのようにガンジョーでほとんど壊れなければ文句も少なく済んだろうに、ことMV三気筒800の立ち上げは順風満帆ともいかず、
しかも、MVアグスタなんて選ぶバイク乗りと言ったらそれこそ一癖二癖一家言あるような人間ばっかりで、
そこそこに高等なサービスを他店で経験している人がお客である可能性が国産バイクを売りっぱなしな全国のバイク屋さんに来るお客より遥かに高いので、
その辺の、メカニックを含めたアフターサービスの重要性をハッキリと認識できていなかったのが今回、
MVアグスタの正規ディーラーを短期間で立ち上げるうえで、ちょっと誤算だった部分なんじゃないかなぁ?とは思います。

 正直言えば、国産メーカーを扱うバイク屋と比較すれば、『並程度』のレベルではあると思うんですけれどもね(^^;)
  • 2015-04-30
  • 投稿者 : 北狐々
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[C808] 管理人のみ閲覧できます

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  • 2015-04-30
  • 投稿者 :
  • 編集

[C809]

 > T口様。
バイク販売業界に限らず、どんな職種もそうだと思うのですが、
やっていることは見た目ほとんど変わらなくても、作業精度とか、顧客満足度が高い仕事と評価されるのは、
やっぱり経験やノウハウの蓄積による、ほんのちょっとの『気づき』『気遣い』の積み重ねに依るものだと思いますし、
その辺りが日本企業が信頼性に対して、世界的な高評価を得られるようになった一因だとも思います。
 そういう意味では新生MVアグスタは未だ、量販車メーカーとしての経験やノウハウや実績が十分ではない、『売るディーラーを選ぶ』バイクメーカーであり、
またまた不幸なことに、日本の新規正規ディーラーさんもオーナーを満足させられるほどの、トラブル対処に長けた人材が揃えられたわけではないのでしょうね?

 なんていうか、
ヤマハだって、『YSP店』の管理基準を現在レベルに再構築し終えたのはつい数年前のことですし、
MVアグスタの場合、新規量産メーカーとして新しい挑戦を始めたばかりなのだから、多少は大目に見ようよという気持ちもあるのですが、
この電子通信網の時代、最初から他のディーラーと同じぐらいの顧客満足度を実現させろよという気持ちもあるし、
何より、バイクの整備なんて自身の命が掛かっている部分なので、あまり悠長に構えているわけにもいきません(^^;)
 上記の通り、店長さんには『不満があったら遠慮なく言って欲しい』と言われましたし、
実際それはかなり本音の部分なのではないかとも思うのですが、
かといって、個人で怒りのテンション上げて、内圧高めて「あれはどうなってるんだ?!」「これはどういうことだ?!」
とやるのって、結構シンドイんですよね(^^;)
なので現状に不満を持って、何も言わずに付き合いを切ってしまうオーナーさんの気持ちも解らなくはないんですよ。
人情的には折角、何かの縁で関わりを持ったわけですし、私に限らず、購入前にはそれなりに危惧して悩んだのだろう。
その上で現状MVアグスタをそのお店で購入することを決めたと思うので、
もう少し長い目で見てもらいたいなとも思うのですが、
そこは残念ながら、オーナーが離れるのも仕方がないのかな?とも感じる現状といえますし、
私自身も正直、定期点検以外の大きなところはオザワR&Dさんにお任せしたいとも考えています。

 う~ん……
一生懸命だと思うんですよ。
ただ、『一生懸命』だけでは経験やノウハウによる『気づき』や『気遣い』は達成できない部分でもあるので、
その辺をストレートに直訴できる、精神的にタフなオーナーさんがいてくれればなぁ、とも思いますし、
やっぱり、最低限言ったことぐらいはキチンと守ってキチンと報告する体制づくりは急いでほしいなぁ、と感じますね。

 例えば5年後、10年後になって、その時私が何のバイクを乗っているのかは解りませんが、
振り返ってみて、「あの時、新生MVアグスタの立ち上げに自分も関わっていたことは良い経験だったな」
と思えるようなバイク人生を送りたいです。
  • 2015-05-01
  • 投稿者 : 北狐々
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[C1185] 管理人のみ閲覧できます

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  • 2018-05-18
  • 投稿者 :
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[C1188] > 名無し様。

 返事が遅れて申し訳ありません。
日本でのMVアグスタが今の体制になって、多くのオーナーさんが不満に思っているのはそこですよね。
何というか個人的な印象で失礼な言い方になるのですが、ジャパンやディーラーさんは営業職の人がバイク屋を始めてみた感触で、
『バイク乗り』としての血が通わない違和感があるんですよ。
 別に壊れるのは仕方がないし、海外企業なのでパーツ納期に時間がかかるとか、解らんでもないのですが、
オーナーとしては何が原因でどのぐらいで直るのか?とか、
知りたい情報がなかなか降りてこないところにイライラさせられた覚えがあります。
そんで結局、行きつく先は『本国ガー』ですもんね(^^;)
『走る宝石』とはよく言われますが、
骨董品とか美術品の輸入と違ってアフターケアが非常に大事な商品であり、
その辺の、メカニック的な視点が以前は足りないなーと思っていたのですが、今は改善されたのかな?
ジャパンさんも、本国との価値観の違いとかナントカ言わずに、
本国の価値観を日本の価値観に擦り合わせるのが『代理店』の役割だと思うので、
その辺の意識を切り替えて、もうちょっと頑張って欲しいなぁとは思います。

 乗れば確かに個性があって楽しい乗り物なんですけれどね。
  • 2018-05-31
  • 投稿者 : 北狐々
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